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父との別れ

実家の父が永眠しました。
糖尿病に加え認知症もあり、この6年間で心と身体は徐々に衰えていきました。
食べ物が喉を通らなくなり、食事はドロドロにしたものをスプーンで食べさせていましたが、気管支に入ってせき込むことも増えました。

実家の母と実家を継いだ妹の二人で父の介護をしていましたが、夜 頻繁に起きる父に付き添い常に寝不足状態が続いていた母と、朝昼晩と3食の流動食を作り1時間以上かけて食べさせていた妹もついに心と身体に限界が・・・・

ケアマネージャーさんの紹介で1月初め医師と看護師が常駐する施設に入ることになりました。

そして3週間後、父は誤嚥性肺炎で施設から病院へ救急搬送され、4時間後に病院で亡くなりました。

施設に入る日の朝、支えられながらもよぼよぼと自分の足で歩き、車に乗り込んだ時の姿が思い出されます。
スマホで父を撮影しようと構えると、立ち止まって笑顔を向けてくれました。

送り出す朝、車が見えなくなるまで見送りました。
施設に入るだけなのになぜか涙がこみあげてきました。
そしてこれが最後の別れとなりました。

最後まで見てあげられなくてごめんなさい。
後悔だけが残ります。

嫁いだ私はコロナ過もあってなかなか会うことも出来ず、危篤時も面会が許されませんでした。

施設には行きたくないと長年通っていたデイサービスの方に話していたと後から聞きました。
3週間過ごした施設は父にとってどうだったのか私には知る由もありません。

施設に面会に行った母や妹に、幸せだったと父が言ったそうです。
その言葉が残された家族の救いになりました。

父が多分帰りたかっただろう家に病院から戻りました。
その後は慌ただしく通夜と葬儀の打ち合わせやら何やらで時間はあっという間に過ぎていきました。
そしてなんとか通夜と葬儀を無事終える事が出来ました。

大勢の人に見送られた父、その方々の話にのぼる父の姿が、父の歩んできた人生を映し出していました。

お疲れさまでした。
そしてありがとう。

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