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東北の旅 『遠野ふるさと村』

今日から9月ですね。
昨夜は夜半から激しく雨が降り、雨音で目が覚めて慌てて雨戸を閉めました。
雨戸を閉めてサッシ戸を開けておくと風が吹き込んでわりと涼しいです。

お盆前に実家からヤマアジサイの鉢植えを貰ってきました。
珍しいことに、花が白からだんだん赤く染まっていきます。
花が終わり葉だけになったあじさいは、夏の間玄関脇に置かれていましたが、雨間に東側の居間の窓下の地面に植え替えてみました。

さて東北旅行の続きです。
伝承園を後にして、遠野ふるさと村に行きました。
遠野ふるさと村は岩手県遠野市附馬牛町にあります。
伝承園から県道160号線を北に約6km10分ほどで到着しました。
遠野ふるさと村は、遠野の昔ながらの山里を再現した施設で、江戸中期から明治中期にかけて造られた茅葺屋根の曲り家をそのままの形で移築しています。
小川が流れ水車がまわり、田畑があり、炭焼き小屋がありと、遠野の昔ながらの集落を再現していることから、映画やテレビの撮影にも多く利用されているそうです。

遠野ふるさと村
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ビジターセンター風樹舎
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ビジターセンター風樹舎には入村受付、ショップ、レストラン、ライブラリーがあり遠野ふるさと村玄関になっています。

カッパの顔出しパネル
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遠野ふるさと村  自然資料館
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遠野周辺で見られる、動物や植物を展示紹介しています。

ホンドイタチ
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リス
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フクロウ
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テン
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コノハズク
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ホンドタヌキ
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イイズナ
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可愛らしい動物中心に撮って見ました。

門前(カドマエ)
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遠野ふるさと村内マップ
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大工どん
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明治中期築。88.60坪。
曲がり家の天井にはかまど神が火の神としてまつられています。
映画『河童のクゥと夏休み』でクゥたちが泊まった民宿のモデルに使われたそうです。

山里の暮らし館
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雨風祭のワラ人形
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このワラ人形は、雨風祭りの人形をモデルに作ったものです。
高さが3メートルでこのような大きいワラ人形は、全国でも珍しいものです。

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雨風祭は、二百十日前の8月下旬に行われる行事です。
等身大のワラ人形を、男女2体作り『二百十日雨風祀』と書いた旗を揚げ、太鼓やカネをたたきながら
「二百十日雨風まつるよ。おおきたのはてまで送るよ。」
と唱えて、村境まで持っていき、人形を納めます。
二百十日ごろは台風が襲来します。
被害から農作物を守るための厄除け行事です。

川前別家
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江戸末期(安政年間)築。63.68坪。
曲がった柱と梁が使われていて、ここを作った大工さんの腕の良さがうかがわれます。
TBS系浅見光彦最終章第三話遠野編に使用されたそうです。

床の間
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おしら様や河童の木彫り、藁で作った馬などが飾ってあります。

大野どん
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明治初期築。85.20坪。
大野集落の上流農家で、曲がり家の改築の様子が判る造りになっています。
NHK朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』使われたそうです。

ポニー
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こびるの家
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宝暦12年(1762年)築。37.58坪。
こびる(小昼)とは遠野の方言でおやつのことです。
ここで予約をするとこびる作りの体験が出来ます。

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肝煎りの家
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江戸末期築。126.2坪。
曲がり家の集落の中では、一番大きな曲がり家です。
肝煎りとは庄屋さんのことだそうです。
NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』1,2話
東宝映画『蜩の記』では、本編中6割が村内での撮影で、主役の邸宅の設定で使用されたそうです。
岡田准一さんどちらも出演してます。

馬の『白雪』
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映画HOME『愛しの座敷わらし』に出演。

水車小屋
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金勢さま・しあわせカッパ
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金勢さまは男根の形をした御神体を祀った神の一柱です。
金精神は、豊穣や生産に結びつく性器崇拝の信仰によるものから始まったとされています。
子宝、安産、縁結び、下の病や性病などに霊験があるとされていますが、他に豊穣や生産に結びつくことから商売繁盛にも霊験があるとされているそうです。

ばったり
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ばったりは角材の一方を箱状にして、水がたまると杵が上がり、水が落ちると杵が下がり、ししおとしの原理で穀物をつく装置です。

田園風景
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堺雅人さん主演のNHK大河ドラマ『真田丸』第3話で、村内を『真田の郷』として撮影。

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稲垣吾郎さん主演の金田一耕助シリーズ『悪魔の手毬唄』。
福山雅治さん主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』第1話。

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妻夫木聡さん主演のNHK大河ドラマ『天地人』オープニングと第1話。
妻夫木聡さんがオープニングで愛の旗を掲げて歩いているシーンはまさにこの場所です。
オープニングを動画で確認して再び感動してしまいました。

金色のコイ
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池には鯉が沢山泳いでいて、池を覗き込むとそばまで泳いできて、一斉に口をパクパク動かしていました。
中に金色のコイを見つけました。
ゴールドに輝いて、縁起がよさそうです。

村内を散策した後、風樹舎のレストランで昼食に鴨ひっつみ(650円)を食べました。
ひっつみは小麦粉を用いた汁物の郷土料理で、水団の一種です。
岩手県の北上盆地を中心とした地域で食べられています。
小麦粉を練って固めたものをひっつまんで(平たい団子状にしたものを)汁に投げ入れて作られるので、ひっつみというそうです。
うどんと比べるとかなり食べ応えがありました。
鴨肉が上にのっていました。
お汁もさっぱりしていて美味しかったので、飲み切ってしまいました。
岩手県の郷土料理を堪能して遠野ふるさと村を後にしました。


次はとおの物語の館へ行きます。
とおの物語の館は岩手県遠野市中央通りにあり、遠野ふるさと村から遠野駅方面を目指しておよそ10km15分程で到着しました。

駐車場からの入り口
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とおの物語の館
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昔話蔵
この地方にあった造り酒屋の蔵を改装し、遠野地方に古くから伝わる昔話を紹介しています。
入口に入ると昔話のパネルがずらりと並べてあります。
昔話の世界に引き込まれます。

河童淵
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天狗の衣
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座敷童
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ぬかんぼとべにざら
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花咲爺
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キツネと爺様の話・舌切り雀
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桃太郎・一寸法師
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鶴女房
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雪女の話
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とおの物語の館の玄関先に獅子踊りの方々がみえました。
駅前でSL銀河お出迎えイベントがあり、そちらで獅子踊りをした後、とおの物語の館に来たそうです。

遠野 佐比内獅子踊り
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暑い中を力強く踊っていらして、間近で見られて感激しました。
丁度反対側の遠野座の方で、語り部の昔話が始まろうとしていたので、途中からお客さんはそちらに流れてしまって、最後の方は人も少なく獅子踊りの方には気の毒でした。
佐比内獅子踊り保存会の皆様ご苦労様でした。
幸運にも見られて良かったです。

1時から遠野座で語り部の昔話を聞きました。
素朴で温かい遠野の方言で聞く昔話は、方言が解りにくいものの何となく聞いていると話は解ります。
「むがすあったずもな・・・・」で始まり「・・・ど~んどはれ」で終わる遠野の昔話。
20分間で『狐と獅子頭』・『河童淵』・『若水』の三話を聞きました。
『河童淵』の話は行ってきたばかりだったのでよくわかって面白かったです。

再びとおの物語の館に戻ります。

まるい台の上には昔話に出てくる見覚えのある小道具らが、銅で作られ飾られていました。
普通の展示物かと思い近づいて道具を触るとあら不思議。

河童淵の馬
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昔話の道具に触ると触った道具からひとりでに影が動き出し、昔話のワンシーンが浮かび上がりストーリーを短く紹介してくれます。

驚いた馬と河童の影
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これは不思議でおもしろいです。
複数を同時に触ると影が広がります。

鉢かづき姫
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鉢の中に映像が映るので、両手で水をすくうようにすると、手の中にも映像が映しだされます。

塩吹き臼
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ネズミの嫁入り
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河童の話
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河童が泳いでいる影や水音が聞こえます。

天狗の話
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天狗が飛び去る影や子供たちの笑い声が聞こえます。

そばを通ると影が動き、音声が流れる仕掛けとなっています。

他に自分で昔話のストーリーを作っていけるようなゲーム感覚のコーナーもあり、自分で選択しながらオリジナルの物語を作ることが出来、楽しみも倍増です。

体験型の映像をたくさん備えた施設となっっているので子供から大人まで十分楽しめます。
遠野物語の世界に出会い、体験し、心豊かな時間を過ごすことが出来ました。
童心に帰って昔話の魅力を再発見できた場所でした。

旧高善旅館
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柳田國男が滞在した宿で、明治から昭和にかけて遠野を代表する旅籠として知られています。

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柳田國男展示館
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旧柳田國男隠居所
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柳田國男は日本における民俗学の開拓者です。
遠野出身の小説家で民話研究科・佐々木喜善が語った遠野地方の民話を記録し『遠野物語』として出版しました。

柳田國男書斎
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旧柳田國男隠居所から赤羽蔵に通路がつながっています。
赤羽蔵は遠野産の食材を使ったオリジナルの食品をはじめ、銘菓明けがらす、どぶろく、愛らしい河童グッズなど、遠野土産の定番商品がありました。

カッパ輪ゴム掛
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・ポリ輪ゴム掛 カッパ(594円)
可愛いので記念に買っちゃいました。
緑の透明感がいいですね。

民話のふるさと遠野ともこれでお別れです。
かっぱさ~ん、さようなら~。
東北の旅行いよいよ3日目に続きます。(o^―^o)/
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