2017_09
23
(Sat)11:03

モザイクタイルミュージアム

空の雲が夏の入道雲から、うろこ雲やイワシ雲に変わり、澄み渡る青空は空が高く感じられます。
すっかり秋空ですね。

秋といえば芸術の秋でしょうか。
ということで、先日テレビで紹介されていたモザイクタイルミュージアムに行ってきました。
タイルの博物館です。

モザイクタイルミュージアムは岐阜県多治見市笠原町にあり、東海環状自動車道の土岐南多治見ICより約15分ほどです。
藤森照信氏が設計・デザインしたユニークな外観の建物が目印です。
岐阜県多治見市はやきものの町と言われ、中でも笠原町は『モザイクタイル』の生産量が全国一の町です。

モザイクタイルミュージアム
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なんだこれは?
初めに外見に驚かされます。
この建物は陶磁器の原料となる粘土の採土場をモデルにしているそうです。
これはかなり珍しい建物ですね。

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なだらかな芝の間の小路を降りていくと小さな入り口が見えてきました。

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近づいて壁を見ると茶碗のかけらが埋め込まれていました。
色とりどりの柄の茶碗が可愛らしく花の形に配置よく埋め込まれていて、壁一面を飾っています。
笠原町はもともと美濃焼茶碗の町だったそうです。
だから茶碗なんですね。

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人一人が通れるぐらいの小さなドアです。
不思議な世界観を感じますね。
とても温かみがあります。

ドアより中に入ると正面に受付けがあるので、入館料を払います。
初めに右奥の階段から4階を目指します。
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オブジェ
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階段の曲がり角突き当りにオブジェが飾ってありました。
足のように見えますがなんでしょうか。

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階段の壁も床も粘土土が塗ってあるように見えます。
この土のトンネルのような階段は、のぼり窯がモチーフになっているそうです。
階段の照明が薄暗くしてあるので、のぼり窯の雰囲気が出ています。
さらに上った先がまぶしいくらい明るいので天国に向かう階段みたいですね。

4階の階段の突き当りはガラス張りになっていて、丸く切り抜かれた天井から空がのぞいています。
道理で明るいわけですね。

左側に4階の入り口があり、扉を開くと壁や床一面が白いタイルで覆われ、まぶしいくらいの真っ白い開放的な空間が広がっていました。

4階は藤森氏がセレクトしたモザイクタイルなどの収集品70点が展示されています。
これらは笠原町や全国の銭湯・旅館などから集められたタイル製品だそうです。
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『モザイクタイル』とは一枚の表面積が50平方センチメートル以下のタイルのことをいうそうです。
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タイルのコイがのびのびと泳いでいて可愛らしいですね。
赤いコイがまわりの黒いコイのアクセントになっていて素敵です。
幼い頃、家の庭にある池のコイもこんな感じでした。
黒ばかりの中に2~3匹赤や赤と白のまだらがいて目立っていたのを思い出します。

このコイのタイルは浴槽の底に使用されていたそうです。
今は職人さんがいなくなって作れないとか・・・・残念ですね。
家のお風呂の浴槽の底にこんなコイが泳いでいたら、レトロで素敵でしょうね。

タイルのカーテン
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ミュージアムの誕生を記念して作られたそうです。

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モザイクタイルは建材として使用されてきましたが、建物が壊されるときにはタイル壁や床なども一緒に解体されます。
こんな素敵な絵が描かれたものや、技術のある職人さんたちが造った珍しいタイルも破棄してしまうのは惜しいですよね。
このような形で保存され未来に受け継がれていくことはとても大事なことだと思います。
お風呂もキッチンもトイレもシステムがはやりですが、タイルの温かみも残していけたらいいですね。

4階から3階に降りていきます。
3階はタイルの製造工程と歴史の展示室となっています。

山内逸三氏
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3階入り口で笠原のモザイクタイル製造の先駆者と言われる山内逸三さんがお出迎えしてくれます。
昭和のイケメンさんですね。

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タイル営業鞄
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この鞄にタイルのサンプルを詰めて全国各地に鉄道で営業にでかけました。
奥の小さいほうは女性用です。
25㎏ぐらいの重さに耐える丈夫な作りになっているそうです。

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タイルもサンプルといえど結構な重さになると思います。
タイルの販売の当時の苦労がうかがえますね。

静坐社の洗い場(吐水口)
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これはお決まりの口から水がでるやつでしょうか。
ゴージャスですね。

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灰皿・コースター
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タイルの色形が鮮やかで素敵ですね。

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戦前の茶碗製造は、戦中に工場が減り、戦後モザイクタイル製造へ転換しました。
陶磁器やアルミ製の器を土台にモザイクタイルを貼り、イギリスや香港へと輸出されていました。

タイルテーブル
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中央の穴に練炭を入れ、湯沸かしとして利用することが出来ました。
今でいうと中央にパラソルを立ててお庭に置いたらいい感じですね。
3時のティータイムが楽しめそうです。

金付モザイクタイル
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金付のモザイクタイル
金がところどころ黄金色に光っています。

貼り板
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木の枠にタイルが入れてあります。
貼り板にタイルを入れて、木の枠を振ると自然とタイルがはまるらしいです。
いろんな形のタイルや、色を組み合わせて詰め合わせてありました。
タイルデザインの見本ですね。

モザイクタイル色見本
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パラソル
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パピヨン
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可愛らしいタイルを好みで選んでみました。

ハンドプレス機
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製造機械
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当時使われていた製造機械です。
右奥のハンドプレス機で成形し、『ふね』と呼ばれる中央の容器の中で手作業で釉薬をかけます。
成形から釉薬がけ、焼成までの製造過程が解ります。

釉薬
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たくさんの色の釉薬がビンに詰められ並べられていました。
ビンが一列に並べられていて、グラデーションが可愛らしいですね。

2階に下ります。
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2階は産業振興のフロア
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最新のタイル情報がわかる現代のタイルが紹介されています。

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モザイクタイルミュージアムの模型
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スケール (Scale) 1/150
モザイクタイルミュージアムの全体がこんな感じです。
模型から全望が見られますが、やはりがつくづく変わった建物ですね。
モザイクタイルミュージアムを設計した建築家の藤森照信氏の設計の奇抜さに脱帽です。

1階に降りてきました。
1階は受付と、ミュージアムショップ、体験工房などがあります。
受付の前を通ってミュージアムショップへ

モザイクタイル車
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ミュージアムショップの横に置かれたモザイクタイル車が一際目立っていました。
一面にタイルが貼ってあります。
迫力満点。

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ミュージアムショップでは500円でタイル詰め放題などもあり、お土産にお勧めです。
家に帰ってから工作が楽しめそう。
地元タイルメーカーの商品やモザイクタイルミュージアムのオリジナル商品もいろいろあり、タイルを使ったアクセサリーや箸置きなど、素敵なタイル製品が販売されています。
奥の体験工房では小物にモザイクタイルを自由に貼って、オリジナル小物作りが出来ます。(500円)
また『貼り板』を使って、本格モザイクタイルも体験できます。
板の上に小さなタイルを並べて模様を作り、25mmタイルが縦横11個ずつ並ぶ貼り板でタイルシートを制作します。(800円)

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のんびり見学が出来て、秋の芸術鑑賞に満足の一日でした。


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C.O.M.M.E.N.T

こんにちは

建物自体になんだかワクワクしそうな感じです。
タイルの博物館なのですね。
昔のタイルは一つがちっちゃくて いっぱい貼り合わせて
あったように覚えています。
台所とかお風呂とか・・・
モザイクアート 遠目に見るとクロスステッチみたいな感じですね。
オブジェもいろんな色があってきれいだなって思います。


2017/10/01 (Sun) 11:04 | 花梨 #ndHicBQ6 | URL | 編集 | 返信

ユニークな建物にびっくり

最初に目に飛び込んできた建物にびっくりですw

はじめて見ましたw
ステキなタイルの数々にしばし、酔いしれています。
写真だけでも感動なのに、実物を傍で見たらきっと大感動ですね。
見に行きたいくらいです。
でも遠くて行けそうにもないので、こちらで鑑賞させて頂きます^^

2017/10/01 (Sun) 18:26 | kantansu #- | URL | 編集 | 返信

To 花梨さん

花梨さん、こんにちは。
写真の整理が出来なくて、中々ブログが進みませんが、ご訪問ありがとうございます。

タイルは昭和の象徴ともいえるでしょうか
家のお風呂や流し場、かまど回りで使われていましたね。

TV番組のボンビーガールでも素敵にリホームされていて、最近DIYでも人気になってきているようです。
色も形も多様で可愛らしいです。

続きをぼちぼちと更新します。
またお越しください。
コメントありがとうございました。

2017/10/05 (Thu) 10:48 | EPO #- | URL | 編集 | 返信

To kantansuさん

kantansuさんこんにちは、
今日は朝から肌寒いですね。
寒がりの私は長袖2枚来ています。

タイルの博物館本当に外観が面白くて、私も驚きました。
そばに立って見上げると迫力があります。
写真で伝えられたでしょうか

のんびりの更新ですが、よろしければまたお越しください。
お待ちしております。
コメントありがとうございました。

2017/10/05 (Thu) 11:01 | EPO #- | URL | 編集 | 返信

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