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2012_09
29
(Sat)09:55

妻女山

桑原水菜先生の小説『炎の蜃気楼』ファンの多くは、小説の舞台となった場所に訪れてみたいという衝動にかられます。

小説には実際に存在する場所が数多くあることから、その場所を訪れることによって小説の登場人物が実際そこで生きていたような親近感を持ち、ミラージュの世界を肌で感じられることが出来るからです。

この熱い思いを秘めたミラージュファンが各地に主人公の足跡をたどりながら巡るのがミラージュツアーです。
そういう私もミラージュツアーに足を踏み入れることになりました。

炎の蜃気楼 第一巻 第四章 夢の跡 P89に妻女山がでてきます。
直江が高耶に前世からの宿命を告げた場所です。

妻女山は長野県長野市松代町にあり、松代町と千曲市土口が境を接する山で、第4次川中島の戦いにおいて上杉謙信の軍が陣を張った地として知られています。
長野ICから国道403号を西に進み高速道路の下をくぐってすぐ左折、又は上信越道長野ICか更埴ICから5分程東に走って右折し、山道を少し走ります。

上杉謙信槍尻の泉は国道403号線から妻女山に向かう道沿いにあり、長野電鉄の踏切を渡り、高速道の高架橋の下をくぐって右の道を登りはじめた右手にあります。

上杉謙信槍尻の泉(やりじりのいずみ)
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この泉は、むかし謙信公が川中島に出陣の節、妻女山にご陣なされ、槍の石突きで堀られた跡といい伝えてられています。
自ら毘沙門天の化身と称し、義を重んじた上杉謙信の性格から、泉の水は霊水伝説を生み出し、各地から大勢の人々が水を汲みに訪れた時代もあったそうです。
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妻女山の展望台や甲越合戦の解説版が設置されている所は、謙信配下の殿(しんがり)部隊甘粕近江守景持が陣を敷いた場所とされています・

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直江と高耶が登ったのろし台を模した見晴台
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ここで高耶は自分が上杉景虎だということ、冥界上杉軍の総大将で400年の間換生を続け怨霊を調伏してきたことなど、にわかには信じがたい衝撃的な事実を直江より聞かされます。

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のろし台の階段口に、鎧兜を身に着けた骸骨の武者がたっている・・・・・
まさにこの場所です。
そして調伏力をまのあたりにした高耶は・・・・・

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妻女山は武田信玄が築いた海津城や川中島平を見下ろすことができる位置にあり、上杉謙信はこの山上から海津城に立ちのぼる夥しい炊煙を見て武田方の攻撃を察知し、秘かに山を下りて夜陰に紛れ雨宮の渡しから千曲川を渡河して敵の裏をかいたと伝えられています。

小説には
長野電鉄の単線ぞいの道を数分、岩野という小さな駅の近くの踏切を渡った。
道は工事現場のほうへ続いている。
「右手にトンネルの出口みたいなものが見えるでしょう。ここを高速道路が通るらしいですよ。」
とありますが、長野電鉄岩野駅は2012年四月一日に廃線、廃止になっていました。
さらに高速道路は上信越自動車道が開通し、右手トンネルは薬師山トンネルとなりました。

小説第一刷発行が1990年ということもあり、桑原水菜先生が訪れた当時とは、すっかり景色も変わってしまっていましたが、ミラージュは変わることなく 私のこころに生き続けています。
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2012_09
17
(Mon)08:02

春日山城跡

馬の絵
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弥彦山近くにある『ホテル大橋』に宿泊しました。
ホテル入り口は城門の造りになっていて門の両脇にはかがり火があり戦国時代にスリップしたような感じにチョ~感激しました。
さらに部屋まで案内される途中エレベータに乗ってドアが開いた瞬間一枚の絵画が目に飛び込んできました。
『炎の蜃気楼』アニメのエンディングにながれる光景に似てませんか?
これも明日訪れる春日山の影虎様のお導きでは・・・・・興奮の夜でした。
朝ホテルを去る時に、この絵が名残惜しくてカメラにおさめました。

春日山城阯
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上杉謙信公の銅像が見える茶屋のそばの駐車場まで車で坂道を登っていきました。
上杉謙信公の銅像が上に小さく見えます。

春日山城説明
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春日山城は上杉謙信公の居城として知られています。

春日山神社
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上杉謙信公を祭神とし、旧高田藩士小川澄晴が浄財を募り、祭主となって創建した神社。

春日山神社
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春日山神社境内では、越後上越上杉おもてなし武将隊がおもてなし演武を開催しています。
時間外は神社境内を歩いているのでお願いして写真を一緒に撮ってもらいました。
演武の後には上杉謙信公からクイズが出題されますが、なんとうちの娘はクイズに答え見事正解。
謙信公より直々に御褒美をもらいました。
有名な言葉『敵に〇〇を送る』のその〇〇を頂きました。
旅のよい思い出となりました。

毘沙門堂
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上杉謙信公が出陣前に戦勝を祈願した所。

春日山城阯 本丸・天守台
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頸城平野の展望
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日本海が見えます。
謙信様が眺めた景色が今も変わらず見渡せることが素敵ですね。

上杉三郎影虎屋敷案内板
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直江の屋敷跡を見つけたあと、影虎様の屋敷跡を発見。
屋敷跡といっても案内板を見過ごしてしまえばわからないような、なんとなくひっそりとした場所でした。
けれど案内板にはしっかりと『炎の蜃気楼』の小説の紹介がしてあってミラージュファンには、感動の嵐です。

上越市埋蔵文化財センター
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春日山城阯を後にして上越市埋蔵文化財センターにやってきました。謙信公と春日山城展を開催していたので丁度タイミングがよく見る事が出来ました。大河ドラマ『天地人』で実際に使用された春日山城本丸スタジオセットの中の龍の床絵。

上杉謙信公の銅像
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上越市埋蔵文化財センターの入り口でかっこいい謙信公が出迎えてくれます。

NHK大河ドラマスタジオセット
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大河ドラマ『天地人』で実際に使用された、春日山城本丸スタジオセットを展示しています。そのうちの鎧2点。右側は愛の兜で有名な直江兼続の鎧です。

春日山城跡案内図
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念願の春日山城に行けて良かったです。
2012_09
16
(Sun)08:07

狐の嫁入り屋敷・弥彦神社

会津・新潟の旅2日目です。
『大江戸温泉物語会津』で一泊しました。
ロビーに入って左側に七福神がずらりと並んでお出迎えしてくれます。

恵比寿
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大黒天
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弁財天
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毘沙門天
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布袋
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福禄寿
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寿老人
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木彫りの七福神に旅の無事を祈りながら、さらなる福が舞い込んできそうな予感に期待が膨らみます。


新潟県東蒲原郡阿賀町津川にある狐の嫁入り屋敷は磐越自動車道、津川ICから車で5分ほどのところにあります。
狐の嫁入り屋敷には道路際の板塀脇から駐車場に入ります。

狐の嫁入り屋敷
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嫁入り姿の狐
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板塀脇にちょこんと花嫁姿の狐さんがお出迎え。

駐車場奥の看板
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狐のお面
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電話予約しておくと屋敷内の座敷で狐のお面作り体験(絵付け1500円)ができます。
白塗りののっぺらぼうのお面と絵の具、筆、描き順や試し塗り用のペーパー、見本のお面などが用意されているので心配なし。
娘たち二人は時々観光客にのぞかれながらじっくり取り組んでいました。
のんびりやって2時間程で出来上がり。

また狐のメイク体験(600円)もあり女の人がちょうどメイクをしてもらって、出てきましたが、え~その顔で何処へいくの?彼氏はちょっととまどって苦笑いしてました。
これからどうするんだろうと人事ながらちょっと気がかり。

つがわ狐の嫁入り行列人形
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狐の嫁入り行列が廊下に展示してあります。

狐の剥製
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館内では狐火をテーマとした映像を見ることができます。
昔麒麟山には狐がいて、毎晩のように狐の声が聞こえ、狐火が見られました。
津川の狐火は世界一と言われ麒麟山にまつわる狐火の話は数多くあります。
昔嫁入りは夜にかけて行われ、あたりは暗く、提灯を下げて行列しました。
この提灯の明かりと狐火が平行して見え狐の嫁入り行列が生まれたとも言えます。

狐の嫁入り行列のジオラマ
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毎年行われるつがわ狐の嫁入り行列の約1/30で再現したジオラマの展示があります。

狐の嫁入り歌
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裏庭には、石で作った狐の嫁入り歌。

狐の嫁入り行列
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裏手の庭から阿賀野川、麒麟山がみえます。


弥彦神社は新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦にあり、北陸自動車道、三条燕ICより国道289号線経由で約30分ほどのところです。

弥彦観光案内図
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弥彦神社大鳥居
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新潟県西蒲原郡弥彦村にあります弥彦神社の大鳥居。
昭和57年に上越新幹線開通を記念して建てられました。
高さ30.16m、柱間20m、笠木38.5m、社号額畳12枚敷(3.5×5.5m)。
弥彦山山頂にある御神廟を仰いでいます。
とにかく車の窓から眺めても大きさにびっくりです。

弥彦神社 玉の橋
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弥彦神社は天照大神の曾孫にあたる天香山命を御祭神とする、越後一宮です。
一の鳥居をくぐってすぐ左側、参道中程に玉の橋があります。
境内の御手洗川にかかる半円形の橋で別名『御神橋』と呼ばれています。
神様が渡る神聖な橋として建造され、人は決して渡ることは出来ません。

弥彦山パノラマタワー
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弥彦神社から弥彦山スカイラインで絶景を楽しみながら弥彦山山頂付近にそびえる、回転展望台にやってきました。
展望台の中の売店にはなぜか東京スカイツリーのお土産が置いてあり、不思議に思っているとああ納得。
実は弥彦山山頂の標高が東京スカイツリーと同じ高さの634mあるからだそうです。
と言うことはこのパノラマタワーに乗れば東京スカイツリーと同じ高さが体感できるということでしょうか。
パノラマタワーの内部はドーナツ型で座席が外窓に向けて作ってあるので、座った感じが遊園地によくある垂直に上っていって頂上からいきなり落下するアトラクションに似ています。
ゆっくり回転しながら上昇し、てっぺんで3分間停止して3回転します。
周りの景色がどんどん上がっていくのでちょっぴり怖いかも。
標高約600mの高さから越後平野や日本海のパノラマを360度一望でき、所要時間は8分ほどです。

日本海と佐渡島
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うっすら日本海に浮かぶ影が佐渡島です。

日本海側
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弥彦山
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携帯のカメラ4連写で360度撮りまくりました。

庄内平野
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弥彦山鉄塔群
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新潟大学宇夜光線観測所
BSN新潟テレビジョン放送局弥彦山送信所
FRNエフエムラジオ新潟弥彦送信所
国無線中継所など他

最高の景色が見られました。
弥彦山パノラマタワーはここに訪れたら是非お勧めです。

2012_09
15
(Sat)20:58

鶴ヶ城

会津若松まで行ってきました。
鶴ヶ城(会津若松城)は、福島県会津若松市追手町にあり、東北道から東北自動車道の郡山JCTより磐越自動車道を新潟方面へ会津若松IC下車し 磐越自動車道の会津若松ICより約15分程です。

鶴ヶ城
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天守閣からは、白虎隊の自刃した飯盛山が見えます。
城内には白虎隊の肖像画が展示してある場所もあり
感慨深いものがあります。
2012_09
15
(Sat)06:39

会津・新潟の旅

一年に一度の家族旅行。
9月15日・16日・17日の3日間で会津・上越に行ってきました。

北陸自動車道(下り)米山サービスエリア
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前方は日本海です。佐渡が写っていてもいいと思うのですが解りづらいです。

松尾芭蕉の句碑
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荒海や佐渡によこたふ天の川


猪苗代ハーブ園は福島県耶麻郡猪苗代町にあり、 猪苗代磐梯高原インターチェンジから10分ほどのところです。
カナダ人の著名彫刻家グレン・グリーンサイド氏が製作した高さ5メートルの日本の干支の巨木彫刻が園内に点在していて出迎えてくれます。
自分の干支を探しながらハーブ園を散策するのも楽しみですね。

さる
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 とら
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 うさぎ
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 たつ
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 うま
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猪苗代ハーブ園館内は、入口から入ると中はグリーンハウスになっていて植物園のように木々がおいしげり、花が咲き乱れ、かわいらしいモルモットやうさぎ、ひょうもんりくがめもいてさわって遊べます。
おまけにボールパイソン(にしきへび)もいました。
ちなみにハーブ園園長はミニぶたさんです。

グリーンハウスを抜けて外に出るとテラスになっていてハーブ園が見渡せます。
そこから階段を下りてハーブ園の中へ干支を見ながら丘を下っていくとウサギ小屋やミニ豚小屋があり触れ合って遊べます。
娘は時間も忘れしっかり遊んでもらっていました。

9月はひまわりとコスモスが満開で娘は花畑の中で写真を撮ってもらっていました。
ハーブガーデン内では丁度結婚式が始まったところでウエディングドレスを着た花嫁さんが満面の笑みで幸せそうでした。
おみやげもハーブの物から色々あり店内も思ったより広くじっくり選べました。


野口英世博士生家は福島県耶麻郡猪苗代町三城潟にあり、磐梯自動車道、猪苗代磐梯高原インターチェンジから5分ほどのところです。

野口英世博士誕生地
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野口英世博士生家
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野口博士の部屋では、リアルな野口英世博士ロボットが、身振り手振りを交えながら、いろいろな話をしてくれます。
皮膚や瞳がまるで本物の人間そのもので驚きました。

飯盛山は福島県会津若松市一箕町八幡弁天下にあり、磐越自動車道、会津若松ICより約15分ほどのところです。

飯盛山白虎隊の像
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戸の口堰洞穴
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天保年間に会津平野のかんがい用水として猪苗代湖より通水した洞穴です。
戊辰戦争の折、 白虎隊が鶴ヶ城の情勢を確認するため飯盛山に向かう際、この洞穴をくぐりぬけたと言われています。

さざえ堂
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さざえ堂は正確には円通三匝堂といい、寛政8年(1796年)に飯盛一族の先祖である飯盛山正宗寺、第12世郁堂和尚によって建立されました。
西国三十三観音菩薩を安置した六角三層の観音堂です。
建物の形がさざえの殻に似ていることから『さざえ堂』と呼ばれています。
階段のない螺旋通路で上り下りができ、上りの人と下りの人がすれ違うことなく一方通行で巡れるため、世界にも例のない建築であることから、国の重要文化財に指定されています。

ちょっと不思議な構造になっていました。


鶴ヶ城
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難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城は、戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちなかったといわれています。